BSのウォルトディズニーのドキュメンタリーを
ようやっと全話見た。
前にも書いたけど、
ウォルトディズニーは喫煙者だった。
前回記事にした
途中で禁煙したのかな?
という私の予想ははずれた。
彼が亡くなる数年前の
少なくともアメリカの
最初のディズニーランドができるまでは
その突貫工事の描写の中に
タバコを吸うウォルトの姿が映っていた。
なので生涯で恐らくは彼は
禁煙はしていなかったと思う。
じゃあなぜ、昔ディズニーランドで
ライターが売って無いかと聞いた時に
「創設者が煙草を嫌いなので」云々の
回答が返ってきたのだろう。
ドキュメンタリーを見て感じた。
ウォルトという人は
およそ私がイメージしていた人物像からは
かけ離れていた。
貪欲に、自分のひらめきと才能を信じて突き進み
断じて譲らない。
下の人間には厳しく、
それが社員や回りの人間の反感を買い
ストライキにもあい、
独裁者で、
ヒステリーで、
すぐイライラしてしまう。
そんな生身のウォルトが描かれていた。
がしかし。
メディアや人々がいる前でのウォルトは
違っていた。
優しくて、温厚で、人の良いおじさん。
そんな印象を与え続けた。
まさしく、
私がウォルトディズニーという人に
うっすらと抱いていた
人物像そのものである。
ナレーションが語る。
ウォルトは、
ウォルトディズニーという人物そのものも、
つくったのだと。
「実際のウォルトはタバコは吸うが、ウォルトディズニーは吸わない。」
「実際のウォルトは酒も飲むが、ウォルトディズニーは飲まないのだ」
と。
これでようやっと、私の疑問が解けた。
ディズニーで働く人たちはすべて、
「創設者ウォルトディズニー」という
彼自身が望んだそうあるべきキャラクター設定を
忠実に守っている。
「ウォルトディズニーの精神」
は絶対である。
だから、ディズニーに喫煙に関する商品が売られていてはいけないのだ。
この先、
「ディズニーランド」で
お酒が販売されることもきっと無いのだろう。
私などが浅はかに語るべきことではないけれど
仮に彼が下の人間から慕われていなくても
傲慢でヒステリックであっても
あくまで一心に、
自分の納得の行くことを
まっとうしてくれたおかげで
私たちは今、こうやって
夢と魔法を与えられ、
その精神を尽くした王国で
楽しませてもらえているわけで。
性格の良い
優しい善人が作る
まずい料理より、
やり方や人柄はどうあれ、
料理そのものに情熱を傾けて作られた
美味しい料理の方を、
私は食べたい。
生意気なことを書いてしまいました。
〈追記〉
再放送の予定を貼っておきます。
ようやっと全話見た。
前にも書いたけど、
ウォルトディズニーは喫煙者だった。
前回記事にした
途中で禁煙したのかな?
という私の予想ははずれた。
彼が亡くなる数年前の
少なくともアメリカの
最初のディズニーランドができるまでは
その突貫工事の描写の中に
タバコを吸うウォルトの姿が映っていた。
なので生涯で恐らくは彼は
禁煙はしていなかったと思う。
じゃあなぜ、昔ディズニーランドで
ライターが売って無いかと聞いた時に
「創設者が煙草を嫌いなので」云々の
回答が返ってきたのだろう。
ドキュメンタリーを見て感じた。
ウォルトという人は
およそ私がイメージしていた人物像からは
かけ離れていた。
貪欲に、自分のひらめきと才能を信じて突き進み
断じて譲らない。
下の人間には厳しく、
それが社員や回りの人間の反感を買い
ストライキにもあい、
独裁者で、
ヒステリーで、
すぐイライラしてしまう。
そんな生身のウォルトが描かれていた。
がしかし。
メディアや人々がいる前でのウォルトは
違っていた。
優しくて、温厚で、人の良いおじさん。
そんな印象を与え続けた。
まさしく、
私がウォルトディズニーという人に
うっすらと抱いていた
人物像そのものである。
ナレーションが語る。
ウォルトは、
ウォルトディズニーという人物そのものも、
つくったのだと。
「実際のウォルトはタバコは吸うが、ウォルトディズニーは吸わない。」
「実際のウォルトは酒も飲むが、ウォルトディズニーは飲まないのだ」
と。
これでようやっと、私の疑問が解けた。
ディズニーで働く人たちはすべて、
「創設者ウォルトディズニー」という
彼自身が望んだそうあるべきキャラクター設定を
忠実に守っている。
「ウォルトディズニーの精神」
は絶対である。
だから、ディズニーに喫煙に関する商品が売られていてはいけないのだ。
この先、
「ディズニーランド」で
お酒が販売されることもきっと無いのだろう。
私などが浅はかに語るべきことではないけれど
仮に彼が下の人間から慕われていなくても
傲慢でヒステリックであっても
あくまで一心に、
自分の納得の行くことを
まっとうしてくれたおかげで
私たちは今、こうやって
夢と魔法を与えられ、
その精神を尽くした王国で
楽しませてもらえているわけで。
性格の良い
優しい善人が作る
まずい料理より、
やり方や人柄はどうあれ、
料理そのものに情熱を傾けて作られた
美味しい料理の方を、
私は食べたい。
生意気なことを書いてしまいました。
〈追記〉
再放送の予定を貼っておきます。